家電の買い時は季節と新モデルで決まる|エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビ
大きな家電は、買う時期によって価格がはっきり変わる商品です。 その理由は「使う季節」と「新モデルの発売」という 2つの波が重なっているからです。この2つを知っておくと、 買い替えの計画が立てやすくなります。
家電の価格を動かす2つの波
1. 需要の波(使う季節)
エアコンは夏の直前、暖房器具は冬の直前に、買う人が一気に増えます。 需要が集まる時期は値引きが小さく、在庫も工事の予約も取りにくくなります。 反対に、使わない季節は売れにくいため価格が下がりやすい傾向があります。
2. モデルチェンジの波
多くの家電は、1年ごとに新しいモデルが出ます。新モデルが出ると、 店は前のモデルの在庫を減らしたいので値下げします。 いわゆる型落ちが安くなる時期です。 型落ちの値動きは型落ちを狙うで詳しく扱っています。
製品ごとの目安
新モデルの時期は、製品の種類ごとにおおよそ決まっています。 ただしメーカーや年によって前後します。下の表は あくまで出発点として見てください。
| 製品 | 新モデルが出やすい時期 | 狙い目になりやすい時期 |
|---|---|---|
| エアコン | 秋(10〜11月ごろ) | 冬〜春先。夏のピークを過ぎた秋口 |
| 冷蔵庫 | 秋(8〜10月ごろ) | 新モデルが出る前後の夏〜秋 |
| 洗濯機 | 夏〜秋(縦型とドラム式で時期が違うことが多い) | それぞれの新モデルの前後 |
| テレビ | 春〜初夏 | 新モデルが出たあとの夏〜秋 |
エアコンは「工事」まで含めて考える
エアコンは、価格だけでなく取り付け工事の混み具合が 買い時を左右します。夏の直前は注文が集中し、工事まで数週間待つことも 珍しくありません。暑くなってから壊れると、価格の高い時期に、 しかも待たされる、という最も不利な買い方になります。
買い替えが見えているなら、需要が落ち着いた時期に前倒しで 動くほうが、価格と工事の両面で有利です。
大型セールと重なる時期
型落ちの時期に大型セールが重なると、値下げがさらに深くなることがあります。 たとえばテレビの型落ちが進む夏から秋にかけては、プライムデーや プライム感謝祭の時期と重なります。年間の日程は Amazonのセール時期カレンダーにまとめています。
目安どおりにならない理由
季節とモデルチェンジは強い傾向ですが、個別の商品では外れることも多くあります。
- 在庫がはけると値上がりする:型落ちは一定まで下がったあと、在庫が減ると逆に上がる
- メーカーごとに周期が違う:同じ冷蔵庫でも、発売時期がずれる
- 毎年モデルチェンジするとは限らない:据え置きの年は値下げの波が来ない
- 出品者の事情:通販では、出品者の入れ替わりで季節と関係なく動く
時期の目安で「そろそろ」と当たりをつけたら、あとは その商品自身の値動きで判断するのが確実です。 季節の話は多くの商品の平均であって、あなたが欲しい1台の価格ではないからです。
価格以外に確認すること
大型家電は、表示価格だけで比べると損をすることがあります。
- 設置・取り付け工事の費用と、対応してもらえる地域
- 古い家電の引き取り(リサイクル料金と収集運搬料金)
- メーカー保証の期間と、延長保証の有無
- 搬入経路(ドアや通路の幅、階段)
こうした費用を含めた比べ方は実質価格の考え方にまとめています。
まとめ
- 家電の価格は「使う季節」と「新モデルの発売」の2つの波で動く
- 使わない季節と、新モデルが出た直後の型落ちが狙い目になりやすい
- エアコンは工事の混雑まで含めて、需要期の前に動く
- 時期の目安で当たりをつけ、最後はその商品自身の値動きで決める